建築工法
- 建築工法・その1
- 建築工法・その2
- 建築工法・その3
地質調査
通常の戸建の場合、スェーデン式サウンディング試験により地盤調査を行っています。
この方法は、先端にスクリューポイントを取り付けたロッド(杭)の頭部に100kgまで荷重を加えてその貫入量を測るものです。この調査で得たデータをもとに、敷地周辺の地形観察等も合せ、どのような基礎がふさわしいかは、地質改良の必要かなどを的確に判断します。
防湿シート
防湿シート(ポリエチレンフィルム)を敷設することで土壌からの湿気をシャットアウトし、建物はもちろん、基礎までも耐久性を強化しています。
ベタ基礎工法
当社ではすべてベタ基礎を採用。一般的な住宅に使われる布基礎が線で建物を支えるのに対し、面で支えるベタ基礎はより確かな安定感があり、不同沈下を防止します。
基礎パッキン
基礎の耐震性を向上し、全周通気で床下換気を促進、大切な土台の腐朽も防止します。
柱はすべて、エンジニアードウッドを使用
一般の木材(ムク材)の強度は、含水率、節の有無、年輪の密度などの要因で強度、バラツキ、ヤセ、反り、小口割れ、狂いが生じます。エンジニアードウッドは一般的な天然木と比べ1.5倍以上の強度性能を実現。含水率を15%以下に乾燥し、狂い、収縮を減少、防火性能、断熱保温性、吸音効果 、調湿能力など優れた特徴があります。
ドライビーム(乾燥梁)
2階、3階の床組に面する梁には、ドライビームを使用し、のちに起こり得る床の傾斜等のトラブルを最小限にしています。
1) 未乾燥材のたわみは、乾燥材と比較して2.5倍大きい。
2) 未乾燥材の梁背寸法は乾燥材の2.71倍でそれによって接合仕口に隙間が発生し構造体としての強度が低下する。
3) 未乾燥材の柱に対する沈み量は、梁背の収縮によるもので乾燥材の約3倍縮む。
接合金物
Zマーク表示金物及び同等認定品を適所に使用しています。 「ホールダウン金物」「筋がい金物」「かど金物」「火打金物」これらにより木造住宅の接合部補強を行います。 (地震による相対変位を最小限におさえます)
棟換気とバリアフリーの2つで融資可能になります。
棟換気
小屋裏にこもりがちな熱気を効率良く排気し、夏場の快適性の向上と、冬場の結露を防止し、建物を長持ちさせます。
注:屋根形状によっては取り付け出来ない場合もあります。
バリアフリー
出入口にある段差を構造面から見直し、和室も含めすべてフラットフロアーを実現しています。 また、住まわれる方の高齢化に対応できるよう、階段手すりが容易に取付できる配慮をしています。
健康
シックハウス症候群の元凶であるVOC(揮発性有機化合物)の発生を最小限に抑えた素材を採用するよう努力しています。
壁紙施工時の接着剤はでんぷん糊を使用。
床板は、JAS規格FC0タイプを使用。
建具は、JAS規格FC0タイプを使用。